ありがとうございます。 | 大橋健二シェフありがとうございます

   
 
東松山の菓子工房ププリエというパティスリーのオーナーシェフなのでありますが親分という言葉がまさにぴったりとくる方であります。
東京スイーツコレクション パピヨン
東京スイーツコレクション
パピヨン
私は帰国直後に講習会でご一緒させて頂いたのが御縁でそれ以来とても良くして頂いております。特に5年前の恵比寿本店出店の際には右も左も分からない私をバックアップして下さり、藤森二郎氏らと共に私にとっては大恩人の一人であります。還暦も過ぎられ、昨年「現代の名工」を受賞された大御所でありますがまだまだ若々しく、私達若手をぐいぐいと引っ張っていって下さるパワフル&人情味に溢れた少しおっかない(本当はかなり)Chefであります。
その大橋健二シェフが仕掛けたイベントが先日、東京ミッドタウンで行われた「東京スイーツコレクション」であります。兄貴分にあたる土屋公二シェフや朝田晋平シェフ、友人の辻口博啓シェフなど大橋親分の号令のもと15人のシェフが馳せ参じました(笑)。 昨年に続き二回目のイベントで、今回私はダブルスタンダード・クロージングというファッションブランドとコラボレーションして作品を提供しました。あくまでもスイーツなので可愛いらしく、そして思わず「取って食べちゃいたい!」と感じてもらえるような美味しそうでポップな作品をテーマに考えました。もう一つのテーマが服を見た時にピンときた蝶々。特に髪飾りに着けた砂糖細工の蝶々はふわふわと舞台を舞うイメージで仕上げて好評でした。

大橋健二シェフ
大橋健二シェフ
 ファッションといえば参加Chefは辻口さんや和泉光一シェフ、神田広達シェフなどを初め皆様とてもお洒落であります。上記の三人などはどちらかと言えばビジュアル系オシャレ。朝田シェフ、土屋シェフらはスタンダード系オシャレ。そして名古屋の松島義典シェフ、大橋シェフは武闘派系オシャレ(笑)であります。
私はといえば・・・すみません、オシャレとは程遠いです。なにせ私服はほとんど週に一度位しか着ません。いつも上にコックコートを着れば直ぐに仕事出来る様に夏は黒の仕事パンツに白のTシャツ。春・秋はその上に薄手のジャンパー、冬はその上に厚手のジャンパー。いつもワンパターンであります。大好きな靴も普段はREGALやPUMA、MBTなど仕事用靴4足をローテーションで履いていて自慢の靴の登場はやはり週に一度程度。15足位は持っているので単純計算すると各靴は四カ月に一度の出番になっちゃいます。実際はもう少し履いていますが・・・・なるほど新しい靴を買うたびに家内がぼやくのも無理がありません。


マオカラースーツ
マオカラースーツ
そんな私ですが結婚式やパーティなどフォーマルな場にかりだされる機会が間々あります。そんな時の私の秘密兵器がマオカラー。毛沢東スーツとも呼ばれる事がある首まで詰まった学ランの様なスーツです。このスーツがとても便利なのであります。なんでもこのスーツはフォーマルな場面でも失礼にあたらないそうで私にはお誂え向きの服なのであります。以前は、仕事場にスーツにYシャツ、ネクタイと持っていき慌ててトイレなどで着替えていたのですがこのマオカラー、コックコートを脱いで上から羽織れば完成です。今では五着も持っています。全て京都高倉通りにある「わこん」というお店でのオーダーメイドです。着物をリメイクしてドレスに仕立てるのを得意とするこの店で作ったマオカラー五着のうち三着は大島紬で出来ています。和素材に洋と中国風のデザインが入り交ざった様な不思議な雰囲気を醸し出しています。もっとも全て家内から頂戴したもので私は値段も知りませんが・・。